医療の進む道
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爪水虫の初期症状とその対策方法

水虫というと中年以降の男性だけの皮膚疾患に思えてしまいますが、実は小さな子供や女性でも多くの方が感染する皮膚の病気です。

一般的に水虫は足の裏や指の間にできるイメージがありますが、足だけではなく爪にできる爪水虫も存在します

爪の水虫に感染している方のほとんどは足に水虫を持っている場合が多く、爪に単体で感染していることは少ないので爪の水虫に感染している方は他の部位の水虫を疑った方がよいです。

爪の水虫は症状が悪化するとなかなか完治ができなかったり、手や身体などにも感染したりする可能性が高いので早めの対策を講じることが必要になります。

爪水虫は水虫独特の痒みの症状が現れないためなかなか気が付きにくいのですが、初期症状として挙げられるのは爪や爪のまわりの皮膚が厚くなってガサガサとしている、爪が厚くなって白くなっていたり黄色く変色していたりすれば爪水虫だと思ってほぼ間違いないといえます。

また爪が皮膚に食い込んだり、変形して痛みを伴っていたりするなどの症状であれば、かなり進行しています。

爪の水虫は放っておくと完治が難しいので早めの対策をとることが肝心です。

白癬菌は高温多湿な環境を好むので、靴やブーツを長時間履いている場合は、靴を脱ぐ習慣をつけることです。

また、帰宅後には足の裏や足の指の間を石鹸で丁寧に洗って、しっかりとタオルドライすることも効果的です。

爪の水虫は自覚症状がないことが多いので、できるだけ初期の間に対処することです。